今年の春期試験は、受けないことにした。そのせいか、2月末ごろから試験に対する関心が急速に薄れてきて、しばらくブログを更新しない日が続いた。今回の受験をやめた理由は、受けたい種目がないからである。SV:テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)あたりを狙ってみることも少しは考えたが、自分の仕事との関連があまりないことと、来年のSC:情報セキュリティスペシャリストも気になることから、今回はやめた。DB:データベースやES:エンベデッドは全く考えておらず、そうなると残った候補は1つ、AD:初級シスアドだ。
これは意外におもしろい選択かもしれないと思った。振り返ってみると、私は今まで、主にシステム開発者向けの試験を受けてきたが、システム利用者向けの試験を受けたことが一度もない。今までとはちがう視点からアプローチというのも悪くないと考えた。利用者側の試験は現在、SD:上級シスアド、SU:情報セキュアド、AD:初級シスアドの3つであるが、SDとSUは秋なので、今回選べるのはADのみとなる。初級シスアドは、部門の情報化推進者として備えているべき知識・技能を問う試験であり、個人的には興味があった。
受けても無駄にはなるまい。知識を体系的に整理する意味で、受けないよりは受けたほうがいいだろう。しかし、書店にたくさん積まれている対策本の一冊をぱらぱら見て、やめようと決めた。何か自分の目指す方向ではない気がしたからだ。
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