システムアナリスト試験(AN)への準備に先立ち、試験センターのサイトから引用したAN対象者像を書き出してみた。また、比較のためにプロマネ(PM)とアプリ(AE)も挙げてみた。
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AN対象者像 経営
戦略に基づく情報
戦略の立案、システム化全体
計画及び個別システム化
計画の策定を行うとともに、
計画立案者の立場から情報システム開発プロジェクトを支援し、その結果を
評価する者
PM対象者像 情報システム開発プロジェクトの責任者として、プロジェクト計画の作成、要員などプロジェクト遂行に必要な資源の調達、プロジェクト
体制の確立及び予算・納期・品質などの
管理を行い、プロジェクトを円滑に
運営する者
AE対象者像 情報システム開発プロジェクトにおいて、プロジェクト計画に基づいて、業務要件
分析からシステム
設計、プログラム開発、テストまでの一連のプロセスを
担当する者
+++++++++++++++ 引用ここまで +++++++++++++++
こうして並べてみると、AE→PM→ANというキャリアパスの成り立ちが理解できる。実際には、ANの策定した計画に基づいてPMが体制を敷き、PMの指揮によってAEが一連の開発を行うという動きになるのだろう。対象者像から、私が注目したキーワードを次のように抜き出してみた。
AN :
戦略、計画、評価 PM :
体制、管理、運営 AE :
分析、設計、担当これだけでも、それぞれの立場はまったく異なっていることが分かる。アナリストという単語から私は「分析する人」と勝手に思っていたが、そんな単純なものではなさそうだ。企業経営に関わるトップダウン的な視点から業務のシステム化を企画する、というAEやPMとは全く別の次元で考える必要がある。
経営戦略、情報戦略とは何か?
情報システムのあるべき姿とは?
また、情報システムとは、そもそも何のためにあるのか。
これから、システムアナリストの勉強を通して、じっくりと考えてみたい。
【新刊情報】 アイテックから、AN,PM,AEの合格論文集が出版された。
今のところ詳しい情報はないが、また何か分かったらお知らせしたい。
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